基礎利益
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基礎利益。
生命保険会社を評価する基準の一つ。
生命保険会社が獲得した保険料収入や配当金などから保険金の支払いとか、経費を引いたもので、
いわゆる本業の儲けと言われています。
基礎利益が十分あれば、まあ、その年は心配ご無用って感じ。
ですが、基本的に生命保険会社の経営って単年度で把握するの、結構厳しいんですね。
なぜか?
それは将来に渡る生命保険や年金の支払いに備えるべき、積立金(責任準備金)が必要だから。
だから、昔から生命保険の契約がたくさんある生命保険会社は、一時期、逆ざやに苦しんでいましたね。
予定利率以上の運用ができないと発生する損失。
かつてはずーっと5.5%の予定利率で生命保険料を割り引いていました。
それでもバブルの時期には、8%の利回りを達成したりして、剰余金も発生。
お客さんも配当金がついてウハウハ。
それが、5.5をうわまらないと・・・保険会社の持ち出し・・・(^_^;)。。
ま。バブルがはじけちゃったんですねー。
またかつては、ソルベンシーマージン比率なんて、格付けの代表でした。
基礎利益って言う指標は、それでも比較的新しいんです。
その時その時の本業の儲けもきっちり評価されるようになったんですね。
閉鎖的と揶揄されてきた生命保険会社もどんどんディスクロージャーするようになったってことです。
タグ:ソルベンシーマージン比率, 基礎利益, 本業の儲け
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