ソニー生命の学資プラン(米ドル建養老保険無配当学資プラン)



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このところ貯蓄タイプの保険では、米ドル建がどんどん出てきています。

日銀のマイナス金利政策で、予定利率の引き下げを余儀なくされた多くの生保の貯蓄タイプ型商品ですが、やっぱり円建てでの運用は厳しいんでしょうね。

でも、生保だって前進しなければなりません。

そこで目を付けたのが米ドル建ての学資プランです。

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日本が期待できなければ、アメリカに期待する、そんなところでしょうか。

このソニー生命の新登場学資プランもアメリカドル建ての養老保険です。

米ドル建てと言うのは、お客様から預かった掛金を米ドル建てで運用するということです。

アメリカの景気はいいですからね~、しかもドルは世界の基軸通貨だし。

学資金を長いスパンで積み立てるにはいいかもしれませんね。

そこで、ソニー生命の当該プランを見てみますと、特徴として3つ挙げられています。

①米ドルで運用するメリット

これからの資産は円だけでは心もとない、だから円建て以外の資産に分散しましょう、なんかそんなことを昔、大前研一が言ってたような。

なので、彼は、資産を三分割(円・米ドル・ユーロ)に分けて持ってるなんてことを読んだことあります。

この米ドル建ての保険も、円建ての保険とともに活用するとバランスよくなるということです。

ドル建てのいい面はまだあります。

払う時には基本、円で払いますが、受け取りはドルでもできますので、そのドルを活用して、留学とか、ロングステイとか、海外旅行にも使えます。

もっとも一番の目的は「大学入学時の学資金」なんですけどね。

使いみちはいろいろあるけれども、最初の目的を忘れないようにしましょう。

なお、全期前納(はじめに一括で支払う方式)のみ、全部米ドルで支払うことが可能ですよ。

注意したいのは、円を米ドルに替え、あるいは米ドルを円に替えるときには為替手数料が発生し、かつ為替の変動リスクもありますが、それはお客さんが引き受けることになりますので、要チェックですよ。

しかし、円建てではなかなか貯まらない、リスクを取って資金を増やすか、そういう決断も必要になります。

②学資金の貯蓄だけでなく保障機能もあります

ソニー生命の新発売の学資プラン(学資保険ではない)は、養老保険がベースです。

養老保険と言うのは、死亡保険金と満期保険金が同じ金額になる生命保険のことです。

郵便局のかんぽ生命の学資保険と同じタイプですね。

ただ、それが米ドル建てということだけが違います。

養老保険なので、契約が成立したら、即保障が開始します。

その保障は満期まで続きます。

最後に色んな受取方法などを選択できる自由があります。

③受け取るタイミングや掛ける時期を選ぶことができます

養老保険の満期時期や払込期間の時期を選ぶことで、より細かいニーズに対応しています。

保険期間は、

・15年満期
・16年満期
・17年満期
・18年満期
・19年満期
・20年満期

の中から選べます。

最近はAO入試や、推薦での入試の人が増えているので、実際の受験よりも早めに学資金を受け取れたほうがいいという方も少なくありません。

賢く満期を決めて、しっかり学資の支払いに備えたいですね。

また、満期は長くしたままで、短期払込にすることもできます。

短期払込を利用すると、満期まで据え置く期間が長くなるので、返戻率が高めになります。

例えば、モデルプランにもありますとおりご契約例のプラン2では

・保険期間:18年満期
・保険料払込期間:5年
・保険金額:2万米ドル
・個月払保険料:259.18米ドル

のケースが出ていますが、これは5年間だけ払って後は満期までほったらかしのパターンです。

すると、

・総払込金額⇒15.550.80米ドル
・保険金(満期も死亡も)⇒20.000.00米ドル

となり、返戻率は128.6%もの高返戻率になります。

まあ、料金改定後の学資保険で円建だとこんなに大きく増えることはないでしょうね。

しかも、例示では18年満期なんで、そんな短い期間で返還率を増やすのは、さらに無理かも。

ただし、返戻率は為替リスクにさらされて、変動するので注意が必要なことは上記にお知らせしたとおりです。

学資金はいつ使うか決まってて、計画的に積み立てし易いタイプの資金です。

だから、学資保険が人気なのですが、このソニー生命の学資プランもなかなかおすすめですね。

ただし為替リスクも絡む保険なので、しっかりと説明をしてもらいましょうね。

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