マイナンバーを活用した高齢者の安否確認



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宙に浮く保険金

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宙に浮く保険金は、契約者の安否がわからず保険金が払えていない状態になるケースです。

保険金が未払いということは、終身保険なんかにありえますね。

それも払込みが終わった契約。

終身保険だから、保険料の払込が終わっても終身契約が続きます。

ということは、誰かが死んだって請求しない限り、あるいは解約を請求しないかぎり、宙に浮きます。

現役の頃、終身保険を売ってた時には、とっても考えられない問題ですね。

そんなこと考えてもなかった。

しかも◯人に1人が認知症になる時代を迎えるなんて。

満期のある保険であれば、満期が来て分かるんだけど、終身保険はねえ。

問題がどんどん深刻化しちゃうかも知れませんね。

もはや自分がどんな生命保険に入ってるかわかんないとか・・・

生保はそういう契約でも、将来の支払いに備えて準備金を積み立てておかなきゃならないので、積立はきっと増えてる一方なんでしょうね。

積立と言っても、責任準備金は支払いに備えて別勘定だから、自由に事業に使えるお金じゃないので結構、大変なんじゃないかな?

それに加え、安否確認のコストも保険会社の負担ですしね。

保険料がなかなか安くならない原因の一つにこんなところにあるのかも・・・(^_^;)

で、それでも、一時期生保の保険金不払い(未払いではなく、請求があるのに未払いにした事件、ある大手生保は一時期業務ができませんでした)以来、二度と繰り返してはなるものか、と必死になって未払い保険金を失くそうとしてます。

素晴らしいことですね!

アフラックは提携先の郵便局員使って、70歳以上の安否確認するって言うし、太陽生命は内勤職員が70歳以上の契約者回る涙ぐましい努力するって言うし、各社真剣に対応を始めたようですね。

マイナンバーを活用した高齢者の安否確認

(2017年2月28日追記)

いよいよ生命保険協会も本格的に高齢者の安否確認に乗り出しましたね。

言い出しっぺは、現生命保険協会会長の明治安田生命。

明治安田生命では高齢者の安否確認を積極的に行ってきています。

今回の提言では、マイナンバー制度を利用して保険金の支払い、高齢者の安否確認に役立てようとしています。

マイナンバーを生命保険会社が取得することで、行政が持っている高齢者の生存・死亡情報を共有できます。

年金の情報や戸籍の情報などがそうですね。

これらを活用して生命保険金などの迅速な支払いを行いたいという考えです。

確かに契約者が高齢化し、一人暮らししていると、所在の確認が難しくなってきてるんですって。

なので、その確認に割く人員のコストも年々上がっているとか。

マイナンバー制度ってお金持ちの資産を把握するだけのものなんて思ってたら大間違い。

自分以外の誰から自分を知っていることは、却って安心につながるということ、ですかね。

マイナンバーを登録することで、保険会社と行政が連動し、本来受け取れるはずの保険金などが速やかに受け取れるようになる、これはこれでとっても便利なことですね。

 

 

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