がん10年後生存率



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がん10年後生存率が58%という記事が、1月20日朝日新聞の朝刊に載りました。

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記事は、国立がん研究センターなどの研究グループが、全国32の病院のうち、がん患者数50人以上10年間の追跡率90%以上の16の病院だけチョイスし集計した生存率を出しました。よく5年後生存率って聞きますが、これは10年後生存率に関するものです。結果は、全部の部位で10年後のがん生存率は、58.2%だったそうです(5年生存率よりも5ポイント低かったようです)

ただし、例えば胃がんとか大腸がんでは、5年後生存率も10年生存率もさほど変わらなかったそうです。そういうがんがある一方で、乳がんや肝臓がんのように生存率が下がり続けていく部位もあったそうです。もっとも、乳がんの生存率はがんの中でも生存率が高い方です。一番高い生存率の甲状腺がんで10年後生存率が91%、ついで前立腺がんの83%、三番目に乳がんの80%が続きます。

でもよく考えて見れば、この数字は10年前にがんにかかった患者さんのデータですので、その間にも

日進月歩で医学は進歩してるので、現在の10年後生存率は向上してるはず

とか、

治療効果のある抗体医薬や分子標的薬が出て間もなかった

ので、今診断された方の生存率はずいぶんかわってるはずだってがんセンターの理事などが断言してました。

生存率って具体的に新聞に出るとドキッとします。でも今はがんと診断されていなくても、いつ自分ががん患者になるかわかりませんし、心の片隅には置いておかないと。。。しかも、人体には毎日のようにがん細胞ができてるって言うし。。。

そして忘れてはいけないのが、がんの治療費。部位にもよりますが、例えば胃がん。25日くらいの入院で手術して全摘すると、医療費は250万円近くかかります。自己負担額は60万円近くになります。(医療費で約33万円、その他(食費や個室代など)で約27万円)先進医療を受けようと思えばさらなる技術料がかかるかもしれません。

がんの治療費は高くつきます。いざというときのために、しっかりと備えておきたいものです。(けちな私でもがんの保障は入っています)

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