重症化予防を目的にした生命保険:カラダ革命



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生命保険って病気にかかったり死んだりしたら出るものですよね。年金は別として。年金は生きてれば生きてるほどもらえます。でも、生命保険はそうはいきません。

ケガしたり入院したり病気したり手術したりしたら基本出るのが生命保険。ところが最近のトレンドとして「重症化予防」というキーワードが生命保険の分野に入ってきました。

この重症化予防と言うのは、厚労省が言うところの「健康寿命」って言う考え方に近いのですね。メタボ検診なんかもそうです。生活習慣病予防のための検診がメタボ検診。

日頃の健康診断での健康チェックや早めの診断が重症化防止なのです。ネオファースト生命のカラダ革命では、保険料は健康年齢で算定し、健康な人の保険料を割り引くと言うもの。従来の保険では年齢が高くなれば保険料は上がりました。保険料は35歳<40歳になるのが当然のこととされてきました。

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ですが、このカラダ革命では、例えば更新時の保険年齢が40歳になった人が、たとえ保険年齢(実年齢)では40歳でも、健康診断の数値によって、健康年齢が適用されます。(健康年齢:健康診断で算定した数値(血圧とかコレステロールの値など)現在の健康状態を年齢化したもの)

健康年齢は健康診断の結果で決まるので、実年齢が40歳の人でも、健康年齢が35歳ということもありえるのですね。すると健康年齢が若い方のほうが掛け金は安いのですから、トクをすると。逆に普段不摂生している健康年齢が実年齢に比べ高い人もいます。この場合、掛け金が高くなり、損をすることになります・・・(;_;)

単純に若いから掛け金が安いんではなくって、若くて健康であると保険料が安くなるってことです。

なので、例えば実年齢40歳の人でも人によっては健康年齢が50歳になることもあるとか。きついね~。普段、自分の健康なんか顧みずに一生懸命頑張ってきた会社人間にはキビシー!

健康診断で指摘されるのいやだから、受診しなかった人もいたっけ。意外に保険会社の人間って早死するしね(役員までなった人は別、前線の兵隊さんの寿命は短いって言われた時代がありました。)

でもでしね、この生命保険に加入し、更新したい方は、必ず健康診断の数字を出さなければいけません。健康診断を受診するきっかけになるかも知れませんね。

そして健康になって儲かるのは?まず本人。健康が一番です。

次に生命保険会社。健康で黙って掛け金払ってくれる人が一番儲かる?さらに国保とか健康保険組合も助かります。こちらも重症化する前に健康診断を受けるので、重症化の医療費を抑制できます。

つまり国の財政再建にも役立つかも知れない壮大な企画の生命保険なんです。さて話変わって、生命保険の診査ってブラックボックスとか言われてますよね。

診査の基準は、かなり門外不出の情報なんだけど、これだけネットで開かれるとね、だいぶ詳しい情報も明らかになってきていますね。yahooの知恵袋なんか見るといろいろ出ています。でもね、当然医療の進歩や商品内容の変更で生命保険の診査の基準も変わってきているんでしょうね。

例えば、昔は血圧と検尿で高血圧か、尿蛋白がでなければよしとされてました。逆に血圧高いとダメでした。高額契約を頂いても、お客さんが血圧高めだって言う情報を得た日には、診査当日大変でした。あさからオニオンスライス食べてもらって、激しい運動をさせないようにして、ご自宅まで医師をお連れして・・・なんてやってました。(当時、たまねぎ食べれば血圧下がるなんてことが営業所内でまことしやかにはなされていました)

ketuatu

今は持病があっても入れる保険ができたので、そっちを勧めるのでしょうけど、実は持病があっても入れる保険って掛け金がそもそも高いっす、標準の人より。

生命保険の加入時に診査をするのは、健康状態によって不公平がないようにするためなんですね。血圧高い人と高くない人で比較して今血圧高い人は、10年後の死亡率が明らかに高い・・なんてデータがあったとしたら、加入する時に血圧が高い人は掛け金が割増になったり、保障が削減されたりするんですね。

つまり、健康状態が悪いということはなんのメリットもないのですよ。まあ、好き好んで誰も不健康ではいたくないですけどね。でも、健康診断を積極的に受けることで自分の健康状態を知り、たとえその時数値が悪くても、それ以上悪化させないよに気を付けるとか、重症化防止になるのであれば、これはこれで生命保険会社の大きな役割のような感じがします・・・。

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